2stの白煙とニオイ 
木曜日, 3月 8, 2007, 11:09 PM - バイク
YAMAHA R1-Z(3XC)、
サーキットを限界ギリギリで走るレーザー系のマシンと違い、
独特の乗り味で公道を楽しく走ることを目的に作られた。
細く軽い車体に十分なパワーを持つ初代TZR250(1KT)のエンジンを積むネイキッドバイク。
そして2ストロークエンジン(2st)である。
これに対して一般的な車やバイクは4ストロークエンジン(4st)という。

2stのエンジンは4stに比べて軽量で高出力である。
だが4stに比べて燃費が悪い。
また排気音がカン高く、排気に白煙が混ざるから、
環境問題指向の現在では敬遠されている。
特に始動してすぐのエンジンが冷えてる間は特に白煙が多い。
技術的に動力性能が不十分な時代は必然的に2stが多かった。
現在では技術的に4stでも動力性能が十分になり2stはいらない子になった。
そして2stの生産は極一部を除いて終了した。

最初に乗ったバイクはNSR250R、2stだった。
今でもR1-Zの始動してすぐの白煙とニオイを嗅ぐと当時の感覚を思い出す。
大学が忙しかったことまで思い出すのは余計だが、
それくらい記憶に残っているのだろう。


人の記憶は何が何処にリンクしてるのかわかるものもあればわからないものもある。
リアタイヤが流れたときは六甲でハイサイドで飛んだときののイメージが思い浮かぶ。
フロントが流れたときは有馬街道でスリップダウンしたときのイメージが思い浮かぶ。
ある場所を走ると過去に走った似た場所やその日のイメージが思い浮かぶ。
4stシングルの排気音を聴くとXLR125Rで
北海道を走ってたときのイメージが思い浮かぶ。
イメージは思い浮かぶけど、なんのことだったか思い出せないこともある。

2stの白煙とニオイは僕のバイクに乗り始めた頃のイメージを思い起こさせる。
しかし2stのバイクはもう生産されていないから、
R1-Zが動かなくなったらそのイメージを思い起こされることは無くなるだろう。
自分の記憶が失われる見たいで少々悲しくなる。

もっとも世の中は新しいものを次から次へと機械的に生産しているわけだから
古いものにこだわらず、さっさと古いものを捨てて新しいものにいけばよい。
これだから懐古主義は困る。

まったく。

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