特定派遣の事務職 
木曜日, 8月 20, 2009, 08:51 PM - 戯れ言
一般に派遣といわれるものは一般労働者派遣と特定労働者派遣にわかれる。

特定労働者派遣はソフトウエア開発の業務や
財務処理の業務や研究開発の業務といった専門的な業種の派遣だ。
たとえば会社で普通の人では使えない機械を購入した際に
その機械を操作できる技師に派遣で来て貰ったり、
特別な経験や知識がないとできないことを行うことが対象だ。
一般労働者派遣はそれ以外の業種となる。

一般労働者派遣は派遣先で3年以上勤務すると
派遣先はその人を雇い入れる義務が法律で定められている。
しかし特定労働者派遣は何年勤務してもこの対象とならない。
これは特定労働者派遣を行う会社は高度な知識を持つ「専門家」を雇い入れて、
顧客(派遣先)に高度な業務を提供することが事業内容のため、
派遣先に転職されては困るからだ。

ここまでは表向きの話で、
現実にはこの特定派遣を悪用するのが横行している。

普通の事務職の派遣労働者は一般労働者派遣になる。
このため3年以上勤務すると派遣先は雇い入れの義務が発生する。
一昔前は3年を直前に一回契約解除を行い、
一定期間を空けた後、再度契約を行うことで
雇い入れの義務を逃れることが流行っていた。
今は「事務職もパソコンを使う時代だ→パソコンを使うのは技術者だ」という
狂った論理で事務系の労働者も特定派遣として派遣される。
事務職で派遣先の会社で何年も仕事を行い、
いくら詳しくなっても、特定労働者派遣だから雇い入れの義務は発生しない。
そしてこれは合法として取り締まられない。

まぁ一般労働者派遣だろうが特定労働者派遣だろうが、
このご時世仕事があるだけマシかも知れない。
派遣関係のことをある人に話したところ次のようなことが返ってきた。
「今はどこも一杯一杯だから、そんなことは気にしていられない。」
そんなことはわかっている。
ただ、いつまでもこのままで良いのかという問題意識について話したかったのだが、
その人はそんなことは考えていなかったようだ。

最近では労働者派遣は社会問題となりつつある。
私個人にしてみればこの問題を解決するには
選挙でこの問題を指摘する政党に投票するしかない。
しかし悲しいことに総選挙前でありながらこの問題を指摘する政党は極めて少ない。
なぜなら多くの政党は労働者派遣により利益を上げている団体からお金を貰っているからだ。
この憤りをどうにかしたいところではあるが、
自分の仕事の何処でこの手の団体に繋がっているかわからないため、
下手にこの問題を大声でいうと自分が仕事を失うことになるのでできない。

ん〜と、
どないしょうもないな・・・(´・ω・)

  |  0 trackbacks   |  このエントリーのURL   |  related link   |   ( 2.9 / 838 )

地元の友人に会った 
日曜日, 7月 26, 2009, 09:10 PM - 近況
久しぶりに地元(香川県の田舎)の友人に会った。
私は地元に仕事が無いため兵庫県に住んでいるが、
その友人は大学中退後に地元に戻っている。

高校時代の同級生で進学した人はほとんどが県外に出て仕事をしている。
中には卒業後地元に戻った人もいる。
何人かの近況を聞いたが、以下の通りである。
・大学卒業後、工場で鉄を加工する仕事をしていたがリーマンショックの煽りでリストラされ無職。
・大学卒業後、自動車のディーラーをしていたがリーマンショックの煽りでリストラされ無職。
・大学卒業後、食品加工の工場で豆腐を作っているが給料は香川県の最低賃金。
・大学卒業後、郵便局で非正規の配達員で激務。
・大学中退後、印刷屋で肩書きは中間管理職となっているが部下らしい部下は居ない上に
 時間外労働が45時間以上は残業代が付かない。
・大学中退後、無職(ニート)
・大学中退後、音信不通×2
・ギャンブル三昧で紐生活
・出所した(?)

聞いていて、悲しい気持ちになった。
上で述べたうちの数人は高校時代にお世辞にも真面目とはいえないのがいた。
だから何人かはなるべくしてなったのかもしれない。
でも仕事をしているのも凄惨たる状況だ。

都市部に住む人間からすれば、就職活動が甘かったと思われるかもしれない。
しかし、残念ながら今の私の地元では仕事を選ぶとか探すとかではなく、
そもそも求人が無い状況なのだ。
あるとしても地方に進出したコンビニやデパートでのアルバイトくらいだ。
仕事があっただけでも幸せなのかもしれない。
私自身も就職の際に地元に戻ろうと考えたが、
地元でIT系のエンジニアの仕事は無いので諦め、関西で仕事をしている。

都市部で仕事を探すとブラック企業が大量に求人を出しているため、
慎重に選ばなければ十中八九はブラック企業に当たってしまう。
ブラック企業に就職すると1〜2年で退職を余儀なくされる。
運悪く連続でブラック企業を引いてしまうと、数年間で転職を繰り返し、
履歴書が複雑になり、段々と次の仕事が見つかり難くなる。
地方ではそもそも仕事が無いため、苦しい労働環境でも転職の選択肢がない。
たとえ転職できたとしても似たような環境である。
ただ実家暮らしなら最悪仕事が無くても生活の心配はかなり楽になる。
そこだけは救いかも知れない。

こういった社会状況を見ていると、
『働いたら負けかなと思っている』というネタ化しているフレーズも
ある意味正しく思えてしまう。

悲しいものだ・・・(´・ω・)

  |  0 trackbacks   |  このエントリーのURL   |  related link   |   ( 3 / 1040 )

年功序列×成果主義 
日曜日, 6月 21, 2009, 11:41 PM - 戯れ言
年功序列形態の人の収入は年齢と共に上昇します。
成果主義形態の人の収入は仕事の成果で変化します。
成果は職種にもよるけど働き盛りの30〜40歳でピークなります。
それをグラフにするとこんな感じです。

年功序列形態では若いうちは成果を上げても収入は増えませんが、
年齢を重ねれば収入が増えます。
逆に成果主義形態では成果を上げなければ収入は増えません。

一昔前の日本の企業はほぼ全て年功序列形態でした。
しかし不況が長く続いたため、
年齢が上がったからといって
給料を高くすることはできなくなりました。
これにより年功序列と成果主義を掛け合わせた形態が増えました。
それをグラフにするとこんな感じです。

この年功序列×成果主義の形態は誰が得をするのだろう。
若いうちは成果を上げても収入は増えず、
中高年以降は年齢を重ねても収入が増えない。
今の中年以下の世代が完全成果主義に惹かれるのも、
割に合わないのだから無理もない。

年功序列形態と成果主義形態のどちらが絶対的に良いかは明言できない。
ただ年功序列×成果主義の形態だけは多くの人が損ばかりをするから良くない。
(例外として、今まさに定年を迎える世代にしてみれば得だ。)
そんな中途半端なものになるくらいなら完全な成果主義の方が良い。

ただ完全な成果主義はそれはそれで厳しい側面がある。
僕のように他人と勝負するのが苦手な人間には特に厳しい。
まぁ、それはそれで甘えと言い訳でしかない。

難儀やのぅ・・・(´・ω・)

  |  0 trackbacks   |  このエントリーのURL   |  related link   |   ( 2.9 / 806 )

劣ることと負けることの恐怖感 
土曜日, 6月 20, 2009, 10:43 PM - 戯れ言
仕事帰りにゲームセンターに寄った。
ストリートファイターZERO3(対戦型格闘ゲーム)があった。

最後に格闘ゲームをプレイするのは高校生の頃依頼だし、
ゲームセンターで対人戦をやったことは皆無だから
まず負けるだろうと思いつつ乱入し、こてんぱんに負けた。
別に勝てるとは思ってなかったし、それはどうでもいい。
帰ろうと立ち上がろうとしたとき、
足が震えていることに気づいた。
手の感覚もおかしい。
自分にとっては懐かしい感覚だった。


子供の頃の話だ。
私は体が小さくて力も弱く、頭も悪かった。
小学生の頃は一学年下の子よりも体が小さく、
同級生だろうが下級生だろうが誰と喧嘩をしても負けた。
勉強も漢字を間違えたり、九九が覚えられないで
何度怒鳴られ、叩かれ、出来損ない扱いされたか覚えていない。
足が震える感覚はこのときのものだ。

そんな私に小学校教師はある価値観を私に刷り込んだ。
「人より劣っていることや物事を出来ないことは恥」と。
前者はともかく、後者は公務員の考えそうなことだ。
これによるものか私はほとんどの勝負事をしなくなった。
人前で苦手なことはしないようになった。
その価値観を刷り込まれることで、
勝負事で負けることや物事を出来ないことが
自身の存在価値を全否定される恐怖感を
無意識に感じる精神的地雷になっていたのだろう。

まぁ、それ自体の全てが悪いことでは無い。
何も出来ないことに対する恐怖感を無意識にでも感じていたからか
それなりに勉強するようになり、大学にも進学できた。
今ではそうして得た知識を仕事に使っている。
皮肉なものだ。


対戦して負けることわかっていても体は勝手に反応するようだ。
そういえば中学の頃の部活でも対外試合のときはいつもこの感覚があった。
診断は受けていないがおそらくPTSDの類のものだ。
PTSDなら早々簡単に治るものではないだろう。
その教師が土下座して謝ろうが病院に行こうが意味は無いだろう。
どこぞの馬鹿な団体のように謝罪と賠償を求めることも出来るだろうが、
やったところで仕方がない。
自分は自分で生きていかなければならないことには変わりはないのだから。

めんどくせぇ・・・(´・ω・)

  |  0 trackbacks   |  このエントリーのURL   |  related link   |   ( 3 / 790 )

世代別平均年収×完全失業者数 
水曜日, 6月 17, 2009, 10:35 PM - 戯れ言
平均年収の推移をグラフにしてみた。

全体的に少しずつ下がっているのがわかります。

次に上のグラフから1997年に15歳、20歳・・・45歳だった年代が
時間の経過による年収の変化がどうなるか計算してみた。

例えば20歳の線は1997年に20歳だった世代は
2007年には平均年収が446.6万円になっているということだ。
650万円辺りを頭打ちに40歳までは給料が上がり続けることが読み取れます。
年収=労働力と仮定すると、このグラフ上は
40歳の人間は20歳の人の2倍の仕事ができることが読み取れます。
(実際マジで敵わないと思うオッサンは一杯います。逆もいますが)

なお上記のグラフは正規雇用されているサラリーマンの平均給与です。
アルバイトやパートや失業中の人は含みません。

年齢階層別完全失業者数もグラフにしてみた。

ソースは統計局の労働力調査なのだが、
何故データが10歳区切りなのか問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
25〜34歳と35〜44歳のグラフが極端に差が開いているのだから
もう少し細かくデータを取って欲しかった。
それはさておき25〜34歳と55〜64歳の世代が高い値となっている。
55〜64歳は60歳定年の人が居るので問題では無いだろう。
それより就職氷河期であった世代である25〜34歳は大問題だ。
この世代は子を産み、次の世代を育てる役割がある。
それがこの状況では役割を放棄せざるを得なくなってしまう。

世代別平均年収のグラフと完全失業者数のグラフを掛け合わせてみた。

このグラフが指す金額はその世代の完全失業者全員に
平均年収と同等の金額を与えた場合の金額を意味する。
なお上記の世代別平均年収のグラフは5歳区切りだが、
完全失業者数のグラフは10歳区切りなのでデータとしては
曖昧性が大きいので参考程度にすること。

このグラフを作っていて20〜24歳の値が7000億円と極端に低いことに気づいた。
定額給付金に数兆円も出すくらいなら、
彼らの支援に1兆円でも出せばよっぽど社会の為になると思うのだが、
どうやらそれは成されないらしい。

難儀だな・・・
これはどうすれば修正できるだろう・・・(´・ω・)
  |  0 trackbacks   |  このエントリーのURL   |  related link   |   ( 3.1 / 349 )


Back Next